よど号ハイジャック革命同志 パンガプスムニダ

 偉大な革命家江頭2:50氏、最近そのユーチューブチャンネル「えがちゃんねる」最新回(時効だから話せる話)内で、過去2回の北朝鮮訪問における破格の逸話を惜しげもなく披瀝しておられるので、これをお読みの方は万障お繰り合わせの上、すかさず見られたし。


ちなみに江頭氏の訪朝は1999年と2002年で、最初の訪問の際、うっかり「よど号犯に会いたい」と云ってみたエガちゃんの冗談を国家を上げて真に受けた采配によりあれよあれよ叶ってしまった革命家二人との面会という事の次第。護衛にイッキョシ一投足見張られ、しかも思えば見ず知らずの他人の二人との思いっきりぎこちない座を一瞬で盛り上げたのはエガちゃんの過去トルコで逮捕された逸話(全裸で臀部にでんでん太鼓を挟み打ち鳴らしたという罪状)で、それによってよど号犯の二人は「おお、君も革命家ではないか!」と文字通り一瞬に打ち解けパンガプスムニダ状態へ雪崩込んだそうな。その果てには、欧州多数国へ赴いての日本女性「ナンパ」自慢に至る。が、これは実際は「ナンパ」という用語を使った「拉致」任務に参加している告白。これは時期が北朝鮮がその拉致活動を公に認める以前のことで、その辻褄を、北の発表の後、合わせて合点がいったエガちゃん か な り ぞーっとしている模様。この逸話の凄さは無論として、私が考えて込んでみたのは、「ナンパ」という言葉とその使用法である。ナンパ、というと語源は軟派という硬派と対になった言葉からくる。(男子の行動葎による派閥みたいなものだったのでしょうか。これ、恐らく戦後、多分石原元東京都のあれ、が小僧っ子で、書いた小説などに代表されるような風潮(または風俗といいたいね。風俗って言葉のそもそもの意味は射精業ではなく、風潮、流行をさす言葉だということは皆知っているのだろうか。)この軟派という言葉はよって昭和三十年代からあり、使われていたとして、その軟派(名詞、女子と気軽に交際をするような輩)がカタカナのナンパになり寧ろ動詞になって活用する言葉になると、これは八十年代以降に発生したしたもので、よって、よど号犯の人たちは、それ以前から北朝鮮にいるのだから、そんな言葉知っているだけではなく、使えている、更には言葉や概念を実践しているというのは、どういうことなのだろう。とは云え、当人達が漏らしているように、北朝鮮に住んではいても、(おそらくは任務を帯びて)外国に潜入を繰り返しているのであれば、ナンパはれっきとした任務であり、その任務遂行のためなら、日本の最新の情報収集などまさにお茶の子サイサイ、そして動詞化した「ナンパする」ほど渡りに舟、な用語、ならびに、現象は、無かったのかもしれません。ムソぉチュッケッタ(半島語:怖くて死にそう)。

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